竹中工務店など、高所作業車のキーレスシステムを開発

・大阪市内の建設現場で実証試験を完了し、鍵の管理手間の大幅削減を確認

　竹中工務店は5月19日、東海理化、東海理化クリエイト、レンタルのニッケンと共同で、位置プラス®「高車（高所作業車）管理」のキーレスシステムを開発したと発表した。

　位置プラス「高車管理」は、竹中工務店が開発した高所作業車の位置把握や予約等を行う業務アプリで、他社も含めて幅広く利用されている。今回さらに同アプリの予約機能と東海理化のデジタルキー※1を連動することで、高車鍵のスマートフォンアプリでの解錠が可能となり、元請会社・協力会社の鍵管理手間を大幅に削減する。

　大阪市内の建設現場で実証試験を完了し、現在同システムの実用化に向け供給体制を構築している。同システムは、国内の建設現場で運用されている22種類の高車に取付け可能。

※1 従来の物理鍵ではなく、スマートフォン中のデジタルデータを基に利用者を認証し、鍵の施錠・解錠を行う仕組み。（今回は解錠機能として活用）

　詳細は、ニュースリリース