福島民友新聞によると、建設機械用部品製造の大橋機産(さいたま市)は、福島県川内村の田ノ入工業団地に川内第2工場を整備する。建設機械用油圧ショベルの部品の生産拠点とする方針で、2023年1月の完成、同4月の本格稼働を目指す。5月9日、現地で地鎮祭を行い、工事の安全を願った。
大橋機産は、県内で田村市船引町と川内村に生産拠点を持つ。新型コロナウイルス感染拡大時の反動で欧米の建設需要が高まっており、建設機械用部品の引き合いも堅調。生産能力向上のため、川内工場の隣接地に第2工場の建設を決めたという。建築面積は2,360平方メートルで、新設により地元から新たに10人程度を採用する見通し。
福島民友新聞:2022年5月10日