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大阪ガス、和歌山県御坊市にバイオマス発電所を建設

 大阪ガスは4月20日 、JAG国際エナジー、SMFLみらいパートナーズと共同で、和歌山県御坊市においてバイオマス発電所を建設することを決定したと発表した。Daigasグループのバイオマス専焼発電事業への参画は8件目、近畿圏内では松阪木質バイオマス発電所、広畑バイオマス発電所に続く3件目となり、発電容量は8件合計で約45万kWになる。

 同発電所は、燃料に木質ペレット等を用いる発電容量5.0万kWのバイオマス発電所であり、2025年9月の営業運転開始を目指す。同事業の建設および運営を担う和歌山御坊バイオマス発電合同会社には、大阪ガスが35%、JAG国際エナジーが35%、SMFLみらいパートナーズが30%の出資を行う。

 なお、営業運転開始後のオーナーズエンジニアリング業務は、大阪ガスのこれまでの発電所運営の知見を活かし、大阪ガス 100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューションが受託する。

 Daigasグループは2030年度までに、自社開発や保有に加えて、他社からの調達も含めて、国内外で500万kWの再生可能エネルギー電源の普及に貢献するとともに、大阪ガスの国内電力事業における再エネ比率を50%程度にすることを目指す。この案件により、自社開発・保有および他社からの調達を含めた再エネ電源の普及貢献量は約142万kWとなる。

 詳細は、ニュースリリース

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