ミマキエンジニアリング(長野県東御市)は4月18日、新工場用の土地・建物を取得するため、㈱三重富士(三重県四日市市)と固定資産取得契約を締結したと発表した。
ミマキエンジニアリンググループの中長期成長戦略「Mimaki V10」に沿った事業拡大に対応するため、生産能力増強と開発機能強化を目的に、新たに工場用の土地・建物を取得するもの。
これにより、本社・加沢工場(長野県東御市)における産業用インクジェットプリンタ本体の生産スペース不足を解消し、エントリーモデルからハイエンドモデルまでの多岐にわたる生産能力を増強するとともに、加沢工場内のレイアウトを再編し、開発スペースの拡大による機能強化を図っていく。
<新工場計画の内容 >
名称:株式会社ミマキエンジニアリング 丸子工場
所在地:長野県上田市御岳堂2535番地
土地面積:18,207m²
建物面積:8,175 m²(工場棟、厚生棟、倉庫等の延床面積)
稼働予定年月:2022年6月から一部稼働開始
※ 当該資産は、旧 信州富士電機株式会社の土地・建物。
<相手先の概要>
名称:株式会社三重富士
所在地:三重県四日市市富士町1番27号
代表者の役職・氏名:代表取締役 伊藤 幸和
事業内容:自販機及び貨幣処理機械の組立及び部品組立
資本金:40百万円
設立年月:1961年11月
大株主及び持株比率:富士電機株式会社 100%
<取得の日程>
2022 年4月 18 日 土地・建物売買契約の締結、引渡し
2022 年4月 19 日~ 2022 年6月(予定) インフラ整備、建物改修、生産設備搬入・調整、生産本部移動開始 丸子工場の一部稼働開始
<今後の見通し >
当該固定資産の取得による、2023 年3月期の連結業績に与える影響は、2022 年5月 12 日に公表する連結業績予想に含めて発表する。
なお、今回の固定資産取得にあたり、ミマキエンジニアリングでは長野県産業投資応援助成金事業の認定を受け、今後規定条件を満たすことで、助成金給付が受けられる見込み。