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技研製作所、神戸川(出雲市)堤防周辺の地盤沈下対策に 「インプラント工法®」が採用

・神戸川堤防周辺の地盤沈下対策に 「インプラント工法®」採用
・43m超の長尺鋼矢板を高精度に施工。継続的な採用、売上見込む

 ㈱技研製作所(高知市)は4月11日、同社が製造販売する杭圧入引抜機「サイレントパイラーⓇ」による「インプラント工法Ⓡ」と、グループ会社のシーアイテック(東京都)と共同開発した杭精度管理システム「インプラント NAVIⓇ」が、神戸川(かんどがわ、島根県出雲市)河川堤防の重みで生じている大規模な地域の地盤沈下の対策工事に採用され、2021年度分の工事を完了したと発表した。

 地盤沈下は堤防沿いの両岸計約7.5㎞で発生しており、160以上の住宅や納屋に傾きや亀裂が生じている。今回の工事は国が初年度として始めた大規模対策の一部。2025年度までに約7.8kmの工事が計画されており(今回の施工延長は計180m)、地域から早急な地盤沈下の収束が期待されている。

 工法選定では、基盤層まで届く長尺鋼矢板を高精度に施工できる点が評価された。今後も圧入技術の継続的な採用を見通しており、「サイレントパイラーⓇ」「インプラント NAVIⓇ」の販売、レンタル拡大を見込んでいる。

 詳細は、ニュースリリース

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