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ヤンマー、オランダのバッテリーシステム製造会社 ELEO Technologies社の株式を取得

 ヤンマーホールディングス(大阪市)は4月5日、グループ会社であるYanmar Europe B.V.を通じて、高いバッテリー技術を持つELEO Technologies B.V.(本社:オランダ王国へルモンド州、、以下エレオ社)の株式の過半数を取得したと発表した。ヤンマーは、エレオ社の先進的で拡張性が高いモジュール型バッテリーシステム技術を導入することで、オフロード車向けにカスタマイズされた汎用性の高いソリューションを提供し、パワートレインの電動化を推進する。

 なお、今後エレオ社は、パワートレインの開発・製造・販売を行うヤンマーパワーテクノロジーの傘下となり、現在の所在地であるオランダ・ヘルモンドで独立した事業体として自社ブランドでの事業を継続する。

 ヤンマーは、今後も環境に配慮し、顧客の課題を解決する技術で、ブランドステートメントとして掲げる持続可能な社会「A SUSTAINABLE FUTURE」と、脱炭素社会の実現に貢献していく。

■ELEO Technologies社 創業者Bas Verkaik (バス・ヴェルカイク)氏のコメント

 ヤンマーと提携できることを大変うれしく思います。ヤンマーは、世界有数のブランド力、グローバルネットワーク、数十年にわたるオフロードアプリケーションの経験を有しており、電動パワートレインの採用を加速させるために最適なパートナーであると確信しています。

■ヤンマーパワーテクノロジー 田尾知久社長のコメント

 ヤンマーは、エレオ社とシナジー効果を発揮することで、お客さまに先進的なゼロエミッション技術を活用した電動パワートレインのソリューションを提供することが可能になります。これまで培ってきた当社の経験とエレオ社の保有する先進技術を融合させることで、未来につながる社会とより豊かな暮らしの実現を目指してまいります。

<ヤンマーについて
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

<ELEO Technologies社について>
2017年に設立されたELEO Technologies B.V.は、オランダのヘルモンドに拠点を置く急成長中のバッテリーテクノロジー企業です。エレオ社は創業以来、高品質のバッテリーシステムを幅広い産業用途で利用できるようにすることを使命としています。このビジョンに基づき、エレオ社は独自のバッテリーマネジメントシステム(BMS)と革新的な熱管理によって差別化を図り、安全性、信頼性、耐久性の面で大きなメリットをもたらす先進のモジュラー型バッテリーシステムを開発・生産しています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から一部「ですます調」で表記しています。

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