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新入社員向け社長訓辞(2022年度):日立造船

 2022年4月1日

 代表取締役取締役社長兼CEO 三野禎男

 皆さん、入社おめでとうございます。

 日立造船の新しい仲間として 116 名の新入社員をお迎えできました。新型コロナウイルスの感 染拡大の影響により、学業や課外活動、プライベートなどで制限があった中、皆さんが苦労を乗り 越え、本日を迎えられたことをたいへん嬉しく思います。ここに、皆さんへの期待と激励の気持ち を込めて、入社後 15 年間で目指してほしい姿をお伝えします。

・世界を舞台に活躍できるプロの「仕事人」になろう

 最初の5年間では、一人前の担当者として戦力となるよう努力し、仕事力を身につけて世界を 舞台に活躍できる「仕事人」になってください。当社は顧客のおられる所へは世界中どこへでも 進出し、真のグローバル企業になることを目指していますが、語学力を磨くとともに配属された 部門で与えられた仕事に全力で取り組みキャリアを重ね、深く幅広い多能的な人材になってくだ さい。そして、環境や水、エネルギーといった世界的な課題の解決に取り組み、国連で採択され た持続可能な開発目標「SDGs」の達成に貢献していきましょう。

・自ら果敢に挑戦し、主体的に行動する「社会人」になろう

 次の 5 年間では、自ら果敢に挑戦し、人間力を身につけた、主体的に行動する「社会人」にな ってください。仕事の指示を受動的に待つのではなく、現中期経営計画「Forward 22」 期間のスローガンである「私がやる! 踏み出す一歩が未来を変える」を合言葉に、自らを律し、 失敗を恐れず積極的に主体性を発揮して仕事に挑戦してください。謙虚な姿勢を保ちつつ、どん な変化にも柔軟性をもって主体的に取り組める挑戦力をもった人材となってください。

・日立造船の技術と人を未来へ繋げる「育成人」になろう

 最後の 5 年間では、所属部門の中核として業務を遂行するとともに、部下や後輩の育成にも 力を発揮し、日立造船の技術と人材を未来へ繋げる「育成人」になってください。当社は「ダイ バーシティ・マネジメント」を掲げ、組織・性別・国籍等の壁を取り払い、多様な価値観を尊重 した企業活動を行い、企業競争力の強化と新たな価値創造に努めていますので、多様な人材・価 値観を未来に繋げてください。

 以上、三つのことを申し上げました。

 皆さんの成長と大いなる活躍を心から期待しております。社会人としての初心、そしてご家族を はじめお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、仕事を楽しむ気持ちを持って、一緒にがん ばっていきましょう。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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