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日本ゼオン、高岡工場で水素化ニトリルゴムの生産能力を増強

 日本ゼオン( 東京都千代田区)は3月 24 日、高岡工場(富山県高岡市荻布630)における水素化ニトリルゴム(製品名:ZetpolR)の生産能力増強を決定したと発表した。

 Zetpol®は、耐油性の高いニトリルゴムを水素化することにより耐熱性を高めた特殊ゴムで、高岡工場と米国・Zeon Chemicals L.P. テキサス工場の 2 拠点で製造している。

 Zetpol®は高耐熱、高強度が求められる様々な産業領域において需要が拡大しており、今後も安定した需要増が見込まれている。

 今回、製造ラインにおけるデボトル増強を実施することにより、高岡工場における年間生産能力は 現行比で約 10%増加する見込み。

 なお、同改善は 2022 年秋に実施し、2023 年からの能力増強を目指す。

 ゼオングループは、これからも Zetpol®の安定的な供給体制を確保しながら、産業発展に尽くしていくとしている。

 ニュースリリース

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