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スチールプランテック、短尺材を検知するスマートモニタリングシステムを国内電気炉メーカーに納入

・スマートモニタリングシステム「Spco-COUNT」稼働中

・棒鋼本数カウント時に短尺材を検知

・製品の安定供給に貢献

 スチールプランテック は3月23日、熱間棒鋼の本数をカウントし、短尺材を検知するスマートモニタリングシステム「Spco-COUNT(エスカウント)」の初号機を国内電気炉メーカーの棒鋼圧延工場に納入し、2022年3月現在、予定していた全製品サイズで稼働を続けていると発表した。

 熱間棒鋼は、冷却後に切断される際、短尺材が混入するケースがあり、これまでは検査員が目視で選別していた。
「Spco-COUNT」は、切断後の棒鋼が搬送される際に規定本数かどうかをモニター画面で確認するとともに、画像解析により短尺材を検知しアラームで検査員に知らせる。
同機の導入により、製品の不良率が改善され、品質向上による製品の安定供給が見込める。

 「Spco-COUNT」は、顧客のニーズに応じて、「ロボットを活用した工場の安全・省力化」、「画像応用・AI/ビッグデータ解析による操業改善や品質向上」、「プロセス分析に基づく操業支援サービス」などの分野で開発を進めているスマートプロダクツ「Sシリーズ」の一つ。
「Sシリーズ」は2022年3月現在、「Spco-ROBO KNIGHT」、「Spco-LENGTH」、「Spco-HOTSPOT」、「Spco-MOLD VIEW」など19製品を市場投入しており、プラント毎に設置していた操作室の中央集約化、遠隔操業など更なるスマート化、その先のワンマンオペレーションを目指している。

 詳細は、ニュースリリース

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