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JCRファーマ、神戸市西区で新工場用地を取得、製造施設を拡充

・神戸市と土地売買契約を締結

 JCRファーマ(兵庫県芦屋市)は3月24日、神戸市との間において市有不動産の取得に係る土地売買契約公正証書を締結したと発表した。

 JCRファーマは、独自の血液脳関門通過技術 J-Brain CargoRを用いたタンパク製剤であり日本において製造販売承認を取得したムコ多糖症 II 型(ハンター症候群)治療薬に続き、ムコ多糖症 I 型(ハーラー症候群等)、ムコ多糖症 IIIA 型(サンフィリッポ症候群 A 型)、ムコ多糖症 VII 型(スライ症候群)、ムコ多糖症 IIIB 型(サンフィリッポ症候群 B 型)、ポンペ病、 GM2 ガングリオシドーシス(テイ・サックス病、サンドホフ病)など計 17 種のライソゾー ム病を候補疾患として、順次研究開発を進めている。

 この 17 種の研究開発が同時並行的に進捗することを計画しており、現有施設では必要生産量を賄いきれないことから、原薬製造施設の拡充ならびに製剤製造施設の拡充を目的として土地を取得するもの。

<取得不動産の概要>
所在地:神戸市西区井吹台東町7丁目3番 10 号 (神戸サイエンスパーク内)※
物件の概要:①用途:工場用地 ②敷地面積:27,150.59 m²
取得価格:約 27 億円
取得資金:自己資金
取締役会決議日:2022年1月27日
※ 新工場用地取得に際し、JCRファーマは神戸市企業立地等の促進のための支援措置に関する条 例第 12 条第 1 項及び第 4 項「特例中核事業」の認定を受けている。

 ニュースリリース

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