・ものづくり機能を集約、 さらなるプロセスイノベーションの進化を図る
㈱ヨコオ(東京都千代田区)は3月 1 日、富岡工場(群馬県富岡市) 敷地内において、主にものづくりに関する研究・開発を行う新棟「Micro Process R&D Center(以下 MP センター)」の地鎮祭を実施しと発表した。
ヨコオは創業以来、微細精密加工技術、アンテナ技術、高周波技術などのコア技術を生かし、様々な業界の顧客に製品供給を行ってきた。今後さらに高度化する顧客ニーズに応えるため、様々な建屋に分散していたヨコオのものづくりに関する機能を MP センターに集約する。
MPセンターでは、部品加工や組立、めっき、MEMS といった技術の研究開発に加え、AI や画像解 析、ロボットを導入した最新鋭の自動化ラインの設計、IoT を駆使したスマートファクトリーといった、製 造現場への導入、または生産ラインそのものの研究・開発まで、ヨコオ製品のものづくりを進化する研 究開発を行っていく。
近年、ヨコオ製品を支える技術が拡大化、高度化してきており、MP センターは、それらを担う人材の 育成と、将来の体制づくりを支える環境になると考えている。
豊富なメニューの提供で、国際色豊かな従業員の様々なニーズに応える食堂の設置の他、最新の 設備導入を行うことで、従業員の健康に配慮し、魅力的で働きやすい環境を作ることで、多様な従業員が活躍し、多様なアイデアから生まれる革新的な製品やサービスを通して、より良い社会の実現に 貢献していきたいとしている。
＜MPセンター概要＞
名称：Micro Process R&D Center (通称：MP センター)
総工費：約30億円
延床面積 ：約 7,000 m²(3 階建て)
完成予定：2022 年 12 月