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ツバキ・ナカシマ 、タイ第2工場を建設、セラミックボール生産能力を増強

 ㈱ツバキ・ナカシマ は2月15日、タイ工場(セラミックボール生産の主力工場)におけるセラミックボールの生産能力 を大幅に増強することを目的に、ラヨーン県にタイ第2工場の建設を決定したと発表した。

 セラミックボールの需要は、工作機械向け需要が順調に積み上がっているほか、EV 向け需要が、高電圧化やユニットの小型化を背景に加速度的に増加している。

 現在、ツバキ・ナカシマにおけるセラミックボールのグローバル生産能力は、2022 年末までには、売上ベースで合計 98 億円(2021 年度売上実績 72 億円)を見込んでいるが、2023 年以降の更に旺盛なグローバル需要見込み に対応するためには、更なる生産能力の増強が必要となっており、新工場の建設により、生産能力を増強するもの。

<生産能力増強投資の概要 >

 現工場に隣接する土地及び建物を取得する。

・新たな工場建屋:9,000 m²、年間 150 トン(売上 106 億円相当)の生産が可能 。

・土地:36,800 m²、建屋を増築すれば、年間 300 トン(売上 200 億円相当)まで拡張が可能 。

・建屋及び土地の買収(予定):2022 年 5 月。

・建屋整備:2022 年第2四半期中

・設備移設・導入及び生産開始:2022 年第3四半期以降

・投資額:合計約 27 億円、土地及び建物 約8億円、第1期拡張(年間150トンの生産能力)に必要な設備 約19億円

 (参考)・現タイ工場の土地:11,200 m²、建屋:4,760 m²

 ニュースリリース

 

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