KYBは2月9日 、2022年2月8日開催の取締役会において、航空機器事業から撤退する基本方針を決議したと発表した。
KYBは創業以来、航空機用油圧機器の事業を手掛けてきたが、事業ポートフォリオの全面的な再検討の結果、経営資源の選択と集中による企業競争力強化を図るべく、航空機器事業から撤退することを基本方針として決定した。今後修理を含めたすべての事業を段階的に終了させる予定。
具体的な計画や、当該事業に携わる人員の活用については、関係先と意思疎通を図りながら詳細を詰めていく予定。
今後は主力事業であるオートモーティブコンポーネンツ事業、ハイドロリックコンポーネンツ事業、 特装車両事業へ経営資源を集中し、収益力の強化と競争力の向上に努める。
■航空機器事業
取扱製品:航空機用アクチュエータ、バルブ、ホイール、ブレーキ
売上高 :39億円(2020年度)