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ロシアの建設機械、2021年10〜12月は49.2%増の7,075台、2021年は47.0%増の22,498台

・2021年のクローラ油圧ショベルは56.2%増の6,613台

 欧州ビジネス協会(Association of European Businesses:同AEB、所在地:モスクワ)の建設機械委員会(The Construction Equipment Committee:CEC)は2月10日、2021年第4四半期(10~12月)及び2021年(1~12月)の建設機械販売実績をまとめた。

 それによると、10~12月の建設機械新車販売台数は、前年同期比49.2%増の7,075台(前年同期:4,741台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比63.0%増の2,016台(同1,230台)、バックホーローダーは同37.2%増の1,840台(同1,341台)となった。

 また2021年(1~12月)の建設機械販売台数は、前年同期比47.0%増の22,498台(前年同期:15,305台)となった。うちクローラ式油圧ショベルは同56.2%増の6,613台(同:4,233台)、バックホーローダーは同47.7%増の5,518台(同:3,736台)となった。

 ロシアの建設機械2021年第4四半期と通期データ

 Andrey Komov(アンドレイ・コトフ)AEB・CEC委員長(Volvo CEロシア・マネージングディレクター)は次のように述べている。

 「高水準からの47%の成長は非常にダイナミックであり、パンデミックの問題が広範囲に及ぶために発生する可能性があることを考慮に入れています。需要を完全に満たしていません。世界的な封鎖の結果、供給の制約、半導体、コンポーネント、コンテナの不足、材料の価格の上昇、リードタイムの増加と機械の不足につながりました。大規模なインフラストラクチャプロジェクトの実装を管理するための大幅な需要の増加とマシンフリートの更新の必要性が、市場の高い成長に貢献しました。昨年の問題は今年も続いており、2022年の市場レベルが同じままである場合、追加の外部および内部の制限(制裁、税金、手数料の引き上げ)がなければ、それを 良い結果です。市場には依然として良好な成長の可能性があり、追加のプラス要因があれば、さらなる成長につながります。」

■CEC(建設機械委員会)は、2008年2月に欧州企業協会(AEB)によって設立されました。現在、CECは、ロシア市場の道路建設および特殊機械会社の80%の利益を代表しています。

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