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神戸製鋼、21年4~12月の建設機械(コベルコ建機)売上は14.3%増の2,834億円、通期予想は14%増の3,800億円

 ㈱神戸製鋼所が2月8日に発表した2022年3月期第3四半期連結累計期間(2021年4~12月)業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比355億円増(14.3%増)の2,834億円、経常利益は、前年同期の93億円から35億円増益(37.6%増)の128億円となった。

 4〜12月期における油圧ショベルの販売台数は、コロナ影響からの需要回復、インフラ投資の拡大により、東南アジア、欧州を中心に増加した。クローラクレーンの販売台数は、顧客の工事着工遅れの影響を受けた日本や、エンジン認証問題の影響を受けた北米で減少した。 

 2021年度の販売台数は、中国はインフラ投資の減退に伴う需要減の中、競争激化により減少、その他の地域は、需要の旺盛な欧州、豪州を中心に堅調に推移する見込み。

 2021年度の売上高は前回予想より100億円減少の3,800億円(前年度:3,331億円)、経常利益は前回予想の45億円から55億円増益の100億円(前年度:127億円)に修正した。

 神戸製鋼所の2022年3月期第3四半期決算短信

 第3四半期決算説明資料

 

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