・サービス設備拡張とコロケーション需要に対応し、1100ラック規模のファシリティを、2023年4月に稼働
新たに建設する2期棟は、エリア敷地面積約8,000m2、最大受電容量10MW(メガワット)、1100ラック規模のキャパシティを有し、国内企業のDX推進に伴い需要が拡大しているIIJのネットワーク関連サービスの設備収容スペースを拡張していくとともに、エンタープライズやクラウドベンダ、コンテンツ事業者、データセンター事業者などの旺盛なコロケーション需要に対応する。また、自動化の適用領域を拡大し、運用効率のさらなる向上を図るとともに、メガソーラ発電設備を併設するなど、カーボンニュートラルへの取り組みも推進していく。
画像は、2期棟イメージ。
■背景
白井DCCは、最新省エネ技術やAI、ロボットによる運用自動化など新技術を積極的に採用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)、AIやIoTの本格普及による大規模なデジタルデータ処理のニーズに対応できるデータセンターとして、2019年5月に1期棟の稼働を開始した。
白井DCCは、IIJが提供するクラウドやネットワークサービスの集約拠点としても活用しており、それらのIIJサービスとの親和性や、省エネや自動化などの新しい取り組みが評価され、サービス事業者やエンタープライズのコロケーションやハウジングの受注が堅調に増加している。また、昨今の国内企業におけるICT利用拡大を受けてIIJサービスの利用も増加し、サービス設備を収容するファシリティとしてのDC活用も大きくなっていつ。今後もコロケーション需要およびIIJサービスの設備の拡大が予想され、1期棟(約700ラック)は2022年度中に満床となる見込みであることから、当社は白井DCCを拡張し、2期棟を建設することにした。
<2期棟 設備概要>
エリア敷地面積:約8,000㎡ (白井DCC全体敷地面積 約40,000㎡)
設備収容:約1,100ラック
空調方式:直接外気冷却方式
電気設備:三相4線式UPS
受電容量:10MW(メガワット)
詳細は、ニュースリリース