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クボタ、フランスで生産する大型トラクタ「M7」の累計生産台数が1万台に到達

 ㈱クボタは2月3日、フランスで生産する大型トラクタ「M7」の累計生産台数が2022年1月に1万台に到達したと発表した。

 クボタはアジアの稲作向けの小・中型トラクタを得意としているが、更なる事業領域の拡大をめざし、欧米を中心とする畑作向けトラクタとして、最大170馬力の大型トラクタシリーズであるM7を2014年に開発した。同馬力帯トラクタの最大市場である欧州に新設した生産拠点「クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S」で2015年から生産している。

 畑作や酪農などの用途で広く使用されており、欧州やアメリカ、オーストラリアや日本など延べ32ヵ国で販売され、2022年1月で累計生産台数が1万台に到達した。

 クボタは、今後も世界的な人口増加を背景に食料需要の増加が見込まれる中、長期ビジョ「GMB2030」で掲げる「食料の生産性・安全性を高めるソリューション」の実現に向けて取り組むとともに、世界の人々の生活を支える食料の効率的な生産に貢献していく。

<M7の概要>
シリーズ名:クボタトラクタ M7シリーズ
馬力帯:130~170馬力(国、地域により発売型式は異なる)
生産工場:クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S
拠点:フランス共和国ノール県ビエルヌ市(ダンケルク行政区)
社長:腰高 将彦

 詳細は、ニュースリリース

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