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コマツ、中国合弁「小松常州」の100%子会社化に合意

 コマツは1月31日、国機重工集団常林有限公司(中国江蘇省 以下、「常林」)及び住友商事との合弁事業である小松常州建機公司(中国江蘇省 以下、「小松常州」)について、常林及び住友商事からの出資を解消することに合意したと発表した。

 コマツは、1995年に中国江蘇省常州市において、現地の建設機械メーカーである常林などとホイールローダの生産会社として小松常州を合弁で設立し、その後油圧ショベル等の生産も開始し、主に中国国内市場向けに製品を供給してきた。

 今回、小松常州を取り巻く近年の事業環境の変化等を鑑み、今後の事業の方向性について常林と協議を進めた結果、 コマツ及び常林がそれぞれ独自に建設機械事業を推進することに合意し、常林からの出資を解消することにした。また常林からの出資解消の合意に伴い、住友商事からの小松常州への出資についても、今回、資解消することで合意した。なお、住友商事とは小松山推建機公司への同社からの出資を解消することについても合意している。

 本件は2021年度中に順次手続を進めていくが、顧客への製品供給への影響はなく、また本件に関する連結業績への影響は軽微。

<小松常州の概要>

名称:小松常州建機公司

所在地:江蘇省常州市

代表者:董事長 張全旺

事業内容:建設機械の製造

資本金:41百万米ドル

設立年月:1995年5月

出資比率:小松(中国)投資有限公司85%、常林8%、住友商事7%

 ニュースリリース

 

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