和歌山県は1月24日、金属加工油剤製造販売業者の㈱ケミック(大阪府和泉市)が、 橋本市の紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台用地」に新工場を建設するにあたり、1月31日に進出協定を締結 すると発表した。
同社は、顧客のニーズに合ったカスタマイズ商品の開発から提供まで一貫して対応できる体 制を構築するとともに業界に先駆けてダイオキシンの発生原因となる亜硝酸塩などの規制原料 を撤廃するなど顧客の安全及び環境に配慮した製品開発を続けている。これらの技術が蓄積 した水溶性切削油剤「ケミクール」シリーズは同社の主力製品となっている。
今回、新商品の開発及び既存主力製品の生産能力を拡大するにあたり、橋本市に新工場を建 設し、併せて本社を移転する運びとなった。
<企業概要>
企業名:株式会社ケミック
所在地:大阪府和泉市テクノステージ一丁目2番1号
設立年月:1969年7月
代表者:代表取締役 蓼沼 憲
資本金:6,500万円
売上高:8億9,149万円(2021年3月期)
従業員数:40名(正社員38名、非正社員2名)
業務内容:金属加工油剤・洗浄剤等の製造販売
<進出計画概要>
進出場所:橋本市紀ノ光台3-7-1(紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台用地」)
敷地面積:8,004.89m²(延床面積:2,330m²)
雇用予定:新規地元雇用 17名(正社員14名、非正社員3名(3年間))
投資額:8億1,000万円(建物・設備)
操業時期:2023年4月 操業開始予定
詳細は、ニュースリリース(和歌山県)