kikai-news.net

ダイト 、約60億円投じ本社工場内に製剤製造工場を新設


 ダイト(富山県富山市)は1 月 14 日、本社工場内に製剤製造工場を新設すると発表した。

 近年のジェネリック医薬品の製造販売量の増加や安定供給、大手メーカーからの新薬・長期収載品の国内外向け製造受託、一般用医薬品の開発~製造受託など、全方位ビジネスの案件増加を受け、既存保有設備の稼働率が上昇していることに鑑み、製剤工場新設により生産設備の増強を図る。

 新設する製剤工場は、併設自動倉庫の床面積を含めると、同社における過去最大の工場となる。今回の投資により、本社工場における製剤生産能力は、最大 30%程度のアップが可能となる。

 また、併設の自動倉庫は、約 3,100 パレットの保管能力を有し、将来の増産に対応可能。さらに、併設倉庫は米国向け輸出品目に要求される保管条件の温度帯で管理可能な設備となっており、将来の米国向け製剤の保管・出荷の増加を見据えたものとなっている。

<新棟概要>(予定)
名称:第十製剤棟
所在地:富山県富山市八日町 326 番地 (本社工場敷地内)
投資額:総額約 60 億円
建物概要:鉄骨造 6 階建て 建築面積 約 2,878m2・延べ床面積 約 10,111m2
用途:医薬品製剤の製造、医薬品原薬・製剤・原材料等の保管
設備機器:製剤製造機器 2 系列(※)、併設自動倉庫 (約 3,100 パレット) (※生産設備を配置できる全 5 フロアのうち、3 フロアは製造設備未 実装の将来スペースとなっている。)
着工:2022年 7 月
竣工:2023年10 月
商用生産 :2024年 4 月

 ニュースリリース

モバイルバージョンを終了