・新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズのオプションを拡充
厚生労働省の統計によれば、建設業での労働災害事故件数は、全産業の約3割*2を占めており、建設・土木業界において「安全性向上」は最大の課題となっている。建設機械による労働災害事例のなかでも、機体の動き始めや稼働時の接触事故が多くなっている。
「AERIAL ANGLE STEPⅣ」は、機体周辺で検知した物体の位置や機体の動作状況に応じて、警報を発報、エンジン回転数を下げて動力低減し、走行・旋回動作を制限する「Aerial Angle STEPⅢ」の従来機能に加えて、機体を停止させる機能を新たに追加している。動作制限機能を強化することで、機体との接触事故低減を図る。
さらに、ZAXIS-7シリーズに「AERIAL ANGLE STEPⅣ」を装備した場合の専用オプション「Solution Linkage Alert Viewer(ソリューションリンケージアラートビューワー)」は、機体周辺の物体を検知すると、管理者はクラウド経由で事務所にいながらリアルタイムに物体の検知位置やカメラ映像を確認し、検知時の現場内の状況を把握できる。
*1: ZX120-7、ZX135US-7、ZX200-7、ZX330-7、ICT油圧ショベルZX135USX-7、ZX200X-7、ZX330X-7の7機種
*2: 2021年4月30日公表「令和2年労働災害発生状況の分析等」
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