年頭の辞(要約)
現在、世界では脱炭素社会の構築や、より安心・安全なくらしの実現に向けた様々な取り組みが進められています。また、デジタル技術の発展により、世界の課題解決に対してさらなるスピードが求められていくでしょう。荏原は、2030年のありたい姿として「ESG経営やSDGsへの寄与を通じて持続的に社会に貢献し、社会・環境価値と経済価値を同時に向上させていくことで企業価値を高め、グローバルエクセレントカンパニーを目指す」を長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げています。これは、世界の課題を解決する荏原の使命です。今年はE-Vision2030達成に向けた最初の中期経営計画「E-Plan2022」の最終年度です。それぞれの事業が成長したことで、過日発表した2021年度の業績見込みが達成されると、E-Plan2022の目標を1年前倒しで達成できることになります。荏原は筋肉質化した体制で、さらにその先のグローバルなありたい姿に向けた活動を続けていきます。
今後もリモートワークを含めた新しい働き方や、感染防止対策を講じたお客さま対応などを世界中で実施していきます。グローバルな経営を推進しながら世界の課題を解決していくためには、全グループの全部門がそれぞれの業務で力を発揮していくことが必要です。これを強く意識し、技術で、熱く、世界を支えましょう。
(以上は、1月5日始業式における年頭の辞の要約)