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月島機械、東京都下水道局向け過給式流動燃焼システムを受注

 月島機械は12月23日 、東京都下水道局より「東部汚泥処理プラント 汚泥焼却設備再構築工事」を受注したと発表した。

 受注したのは、省エネルギー性能に優れた次世代型下水汚泥焼却システムである「過給式流動燃焼システム」および廃熱を活用した発電設備を組み合わせたプロセス。東京都下水道局 とエネルギー自立型焼却炉として開発を行った技術であり、脱水汚泥含水率を一層低下させる「超低含水率型脱水機」の脱水汚泥に対応し、汚泥焼却時に買電より安価な発電を行い、 焼却炉における使用電力量を発電電力量が年間で上回り、かつ通常運転時に補助燃料を必 要としない焼却炉。発電は、焼却炉の廃熱を活用したバイナリー発電を採用している。

 なお、過給式流動燃焼システムの受注としては、全国で 14 件目となる。

 月島機械は上下水道施設における汚泥処理設備に強みがあり、なかでも下水汚泥焼却設備は 業界でもトップクラスの実績を誇る。今後、下水汚泥焼却設備は更新時期を迎えており、 下水道事業における温室効果ガス削減のニーズも年々高まっている。

 月島機械は、上下水道施設の更新需要に積極的に対応し、下水道施設における地球温暖化防止 および脱炭素社会の構築に貢献していく。

<受注案件の詳細>
発注者 :東京都下水道局
案件名称:東部汚泥処理プラント汚泥焼却設備再構築工事
納入先:東京都下水道局 東部汚泥処理プラント
案件概要:過給式流動燃焼システム・発電設備の設計、製作、据付、試運転 煙突工事
設備能力:300ton/日 × 1 基
納期:2026年3月
受注金額:約 57 億円(税抜)

 詳細は、ニュースリリース

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