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武蔵精密工業 、中国子会社 MAP-CHの第2工場を建設

 武蔵精密工業(本社:愛知県豊橋市、以下ムサシ)は12月15日、連結子会社である武蔵精密汽車零部件(中山)有限公司(本社:中国広東省、以下MAP-CH)の第2工場を新たに建設すると発表した。第2工場は2022年12月竣工予定で、デファレンシャルアッセンブリィやギヤ・シャフト部品の生産を計画している。

 ムサシは中国初の生産拠点として2003年にMAP-CHを設立し、その後中国において武蔵精密汽車零部件(南通)有限公司(MAP-NT)、武蔵汽車零部件 (天津) 有限公司(MAP-TJ)を設立して事業を拡大してきた。受注が好調な電動化部品の生産拡大のため中国地域で4カ所目の生産拠点となるMAP-CH第2工場を新たに建設することにより、さらなる事業成長を目指す。

 また、MAP-CH第2工場は、ムサシが目指すGX(グリーントランスフォーメーション)、DX(デジタルトランスフォーメーション)の最先端工場となる。ムサシの使命である「人と環境が”調和”した豊かな地球社会の実現」への貢献に向け、今後ともカーボンニュートラルの達成やAI・デジタル技術を活用したものづくりの進化に取り組んでいく。

<「MAP-CH第2工場」概要>
所在地:中山市火炬開発区茂生村(開発区沿江東四路)
敷地面積:51,789㎡
工場床面積:28,619㎡
投資額(土地・建物):216,000千元(約38億円)
着工時期:2021年12月
竣工時期:2022年12月
生産開始時期:2023年3月

■ムサシについて
 武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っている。二輪車向けトランスミッションは世界シェア約30%と業界トップクラスの占有率を誇る(ムサシ調べ)。電動、自動運転といった次世代自動車向けパワートレイン、サスペンション、ステアリング等の商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、SDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力している。

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