健栄製薬は12 月 16 日、三菱重工業が三重県松阪市松阪中核工業団地内に所有する松阪工場を新たに購入し、同日付で三菱重工から引き渡しが完了したと発表した。
健栄製薬は創業以来 77 年にわたり「価値ある薬づくり」を理念とし、他社にはない「さまざまな工夫を凝らした」新製品を次々に製品化し、「こんな製品があったらいいな」というアイデアを工夫し、製品化することによって、医療機関・薬局・消費者の役に立てる商品を安価かつ高品質で、供給 してきた結果、順調に売上が伸びてきた。
現在、三重松阪工場、大阪工場、和歌山工場の3工場体制で製造しているが、顧客からの注文に応えるためには、更なる生産能力の増強が必要な状況となっている。既に、アルコール消毒薬などを生産する松阪第5工場を着工しているが、消毒薬以外のさまざまな タイプの医薬品を医療機関向け・OTC 向けに生産するための工場が、今後更に必要と判断し、三菱重工松阪工場を譲受けることにした。
<購入資産の概要>
所在地:三重県松阪市広陽町 22 番 2
譲受対象:土地及び建物
土地面積:83,891.83 m²
建物面積:建築面積 14,835.93 m²
譲受金額:非開示
引き渡し日時:2021 年 12 月 16 日