kikai-news.net

ヤマハ発動機、Robonityシリーズにロッドタイプとスライダタイプには薄型を追加

 ヤマハ発動機は12月2日、ロボティクス事業の産業用ロボット製品「Robonity(ロボニティ)シリーズ※」(Basicモデル)に新製品としてロッドタイプを新たに追加、また既存のスライダタイプには、高さを抑えた薄型モデルを追加し、順次発売すると発表した。これによりRobonityシリーズのラインアップが29機種となり商品選択の幅がさらに拡がるとしている。

  Robonityシリーズには、使い慣れたモータやドライバが使用可能な「モータレス単軸アクチュエータ」と、ロボットポジショナ「EP-01」とセットにした「単軸ロボット」がある。また高剛性・コンパクト・ローコストが特長の「Basicモデル」と、高精度・高耐久性・クリーン仕様標準対応が特長の「Advancedモデル」から、ニーズに合わせて選択できる。

 新たにBasicモデルに追加するロッドタイプは、モータレス単軸アクチュエータ「LBAR」と単軸ロボット「ABAR」。

 主な特長は、1)リニアガイド内蔵仕様により、ラジアル荷重が掛かっても直進性を損なわない剛性の確保と、ロッド不回転精度±0°の高精度を実現、2)従来機比約65%のコンパクト化で装置のダウンサイジングに貢献、3)最長800mmのロングストロークに対応など。

 スライダタイプには、薄型モデルのモータレス単軸アクチュエータ「LBAS12」と単軸ロボット「ABAS12」を追加。設計を見直し高さを抑えたことで、高い安定性を実現しました。直交ロボットのX軸用に最適で装置のダウンサイジングにも貢献する。

 ※ robotとinfinityを合わせた造語で、豊富なバリエーションをそろえるシリーズという意味を込めてネーミング。

 詳細は、ニュースリリース

モバイルバージョンを終了