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太陽誘電、約170 億円投じ太陽誘電(常州)に新工場を建設

・2023 年より、積層セラミックコンデンサの生産拠点として稼働予定

太陽誘電(本社:東京都中央区)は、子会社の太陽誘電(常州)電子有限公司(中国江蘇省常州市)に工場を建設し、2023 年より積層セラミックコンデンサの生産を開始すると発表した。

 電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5G スマートフォンなどの技術進化に欠かせない積層セラミックコンデンサは、今後も需要の拡大が期待される電子部品。太陽誘電は、「中期経営計画 2025」における成長戦略の一環として、太陽誘電(常州)電子に工場を建設し、将来の需要増に対応できる生産体制を構築する。

 太陽誘電は、中期的な積層セラミックコンデンサの能力増強計画の一環として、2019 年に太陽誘電(常州)電子を設立し、生産立ち上げの準備を進めてきた。新工場は、各種設備の効率化による省エネや建屋屋上への太陽光発電導入による創エネなどを通じて温室効果ガス低減に貢献し、環境にも配慮した最先端の工場になる。

 今後も、エレクトロニクス機器の進化を支える電子部品を開発するとともに、顧客へのタイムリーな供給を目指していく。

<太陽誘電(常州)新工場概要>
延床面積:約80,000m2
建築面積:約28,500 m2
着工:2021年12月
竣工:2023年6月
投資予定額:約170 億円(建屋のみ)

ニュースリリース

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