・ものづくり現場の自動化やデータサービスで人手不足などの課題解決を目指す
㈱スギノマシン(本社:富山県魚津市)は12月1日、ロボットやAIの活用による製造現場への付加価値の高い商品・サービスの開発や拡充を目的に、専門部署となるRI事業部(Innovation with Robotics and IoT/ICT/AI事業部)を2021年12月1日に設立すると発表した。
IoT・ICTの進歩により、機械製造業においても設備と設備、設備と人が繋がり、リアルタイムに情報が共有できるようになってきていた中、コロナ禍で働き方や環境が激変し、人の行動範囲の制限と製造現場のロボット化が一気に加速している。更に、AIで設備やロボット自身が最適な判断を行い、自律的に動くことが求められるようにもなってきている。この潮流に対応するため、スギノマシンは2021年12月にRI事業部(Innovation with Robotics and IoT/ICT/AI事業部)を設立する。
スギノマシンは1936年の創業以来、金属切削装置、高圧洗浄機、穴あけ・ねじ立て・鏡面加工工具など、機械製造現場に対して各種商品を開発・製造・販売してきた。昨今では、機械設備間の狭い空間に設置し、ワークの搬送や脱着・加工作業を行うことができる「スイングアーム式コラムロボット(CRb)」も展開している。
RI事業部では、まずそれらの装置に予兆機能や最適化動作という「知恵」を与え、お客様の付加価値を高めていく。
また上記商品だけでなく、ツールのセッティング・管理装置や自動搬送台車(AGV)、生産管理システムとも連携させ、ロボットを軸としてハードとソフトの両面から各工程をよりコンパクトかつ柔軟に繋ぐ一環システムの開発を行う。
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