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IHIプラント、最新鋭の嫌気性排水処理システム「ICXリアクター」を国内初納入

・既設タンクの大幅な処理能力向上を実現

    IHIグループのIHIプラント(本社:東京都江東区)は1119日、澱粉および澱粉加工品、糖化製品の製造販売を行う三和澱粉工業(本社:奈良県橿原市)へ、「ICXリアクター」を国内で初めて納入したと発表した。

 

 「ICXリアクター」は,IHIプラントの従来型嫌気性排水処理システム「ICリアクター」と同等以上の高効率・低コストでの排水処理が可能でありながら,既設タンクへの据付を可能とした嫌気性排水処理システム。

 工場などから排出される産業用排水は、下水道への放流が可能なレベルまで工場内で処理する必要がある。IHIプラントは,酸素を必要としない微生物「グラニュール」を用いることで、従来の処理法と比べ,高効率・低コストで排水処理が可能な嫌気性排水処理システム「ICリアクター」を、オランダPAQUES(パケ)社との技術提携により,長年販売してきた。

 IHIプラントはこれまで、さまざまな食品加工会社、飲料会社、製紙会社などへ36基のICリアクターを納入してきた。三和澱粉工業にもICリアクターの納入実績があり、その高い性能と既設タンクを流用して処理能力を増強できる点が評価され、受注に至ったもの。

 詳細は、ニュースリリース

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