中厚板大板材を扱う鋼材加工の現場では、少子高齢化等に伴う人手不足や短納期化のみな らず、材料特性による加工マシンへの負担、粉塵環境の改善などが課題となっている。
新開発の「LC-VALSTER-AJ」シリーズは、10kW の高出力発振器の搭載が可能で、高速高品 位加工を実現するとともに、最新の NC 装置や当社最先端の支援技術、IoT を駆使することで誰 にでも使いやすいマシンとなっている。
また、2018年12月に JASS6 による建築工事標準仕様が改定され、レーザによる穴あけが可 能になったことに加え、2021年4月には、プラズマ切断などで発生する金属粉塵が法規制の対象 となり、構機・鋼材業界においてファイバーレーザマシンによる中厚板大板材の切断加工に大きな 期待が寄せられている。「LC-VALSTER-AJ」シリーズは、フルパーテーションや新集塵システム を搭載することで、材料の切断時に発生するヒューム(有害物質)を外部へ飛散させず、顧客の加工現場の環境面や安全性を飛躍的に向上させる。これにより、構機・鋼材業はもとより厚 板シャーリング市場・鉄骨 FAB 業界や建産機・特殊車両業界など幅広い業界のニーズに応えるこ とが可能になる。
アマダマシナリーは上述の機能の他、多彩な自動化技術を組み合わせることが可能なファイバ ーレーザマシン「LC-VALSTER-AJ」シリーズを市場に投入することで、顧客課題の解決、業界 の活性化に貢献していく。
<販売概要>
販売開始時期:2022 年 4 月
年間販売目標:30 台/年
販売価格(税別): 1 億 4 千万円
詳細は、ニュースリリース