kikai-news.net

荏原環境プラント、浦安市廃棄物処理施設基幹的設備改良工事及び長期包括責任委託事業を受注

    荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は11月12日、同社を代表企業とするグループとして、浦安市より「浦安市廃棄物処理施設基幹的設備改良工事及び長期包括責任委託事業」を受注したと発表した。

 同事業では、基幹改良DBO(Design-Build-Operate)方式が採用されており、浦安市クリーンセンターの焼却施設、不燃・粗大ごみ処理施設、再資源化施設の3施設について基幹的設備改良工事を実施するとともに、し尿処理施設を加えた4施設を13年にわたり一体的に施設運営するもの。

 工事では、発電効率の良いタービンに更新し、発電出力を従来の170%まで向上することにより、浦安市内の公共施設へCO2フリー電力を供給する電力の地産地消が可能となる。

 荏原環境プラントは同施設の50年間使用を目指し、安全安心な基幹的設備改良工事を実施するとともに、CO2排出量の削減や地域経済への貢献、安定性や継続性を重視した施設運営を行う。また、浦安市のゼロカーボンシティの実現にも貢献していく。

<事業概要>
事業名称:浦安市廃棄物処理施設基幹的設備改良工事及び長期包括責任委託事業
発注者:浦安市(管理者 浦安市長 内田 悦嗣)
<施設規模>
焼却施設(流動床式):270t/日(90t/日×3炉)
不燃・粗大ごみ処理施設 :70t/5h
再資源化施設:42.5t/5h(缶類、びん類、紙類、ペットボトル)
し尿処理施設:35kL/日(し尿、浄化槽汚泥)

<余熱利用 >
蒸気タービン発電(2500kW)、斎場及びワークステーションへの熱供給
<事業期間 >
設計・施工期間:2022年4月~2026年3月
運営期間:2022年4月~2035年3月(13年間)
事業予定地:千葉県浦安市千鳥15番地2

 画像:浦安市廃棄物処理施設 外観

 ニュースリリース

 

モバイルバージョンを終了