CECE( 欧州建設機械委員会 :Committee for European Construction Equipment):2021年11月5日
CECEは、2021年10月31日(日曜日)にEUと米国がG20会合の余白で達成した、鉄鋼とアルミニウムに関する追加義務に関する合意を歓迎します。
米国の関税は、トランプ政権がヨーロッパの鋼とアルミニウムの輸出64億ユーロに関税を導入し、2020年1月に特定の派生鋼とアルミニウム製品のEUの輸出約4,000万ユーロに影響を与えた2018年6月から施行されています。
その報復として、EUは2018年6月に、28億ユーロ相当の米国のEUへの輸出にリバランス措置を導入しました。最大36億ユーロの輸出に影響を与える残りのリバランス措置は、2021年6月1日に発効する予定でしたが、EUは、当事者がより長期的に協力するためのスペースを確保するために、2021年12月1日までこれらの措置を一時停止しました。 解決。 10月31日のこの新しい合意により、これらの措置は導入されません。
また、2018年7月に、EUは、米国の関税によって引き起こされる貿易転換からEUの鉄鋼市場を保護するための鉄鋼セーフガード措置を導入したことも忘れてはなりません。 CECEは、発効以来、EUで利用可能な第三国からの鉄鋼の量を制限しているため、鉄鋼ユーザーの連合とのこれらの鉄鋼セーフガード措置に反対を表明しました。これは明らかに鉄鋼価格の高騰に寄与し、下流のユーザーと最終消費者に損害を与えます。今こそ、EUが鉄鋼セーフガード措置を終了し、これらの保護貿易主義措置の前に通常の状況に戻る時です。
CECEは、鉄鋼とアルミニウムに関する世界貿易機関の二国間紛争を一時停止する決定に敬意を表し、協力を通じて鉄鋼とアルミニウム市場に関連する共通の問題を解決するためのEUと米国の共同努力を賢明に検討します。
最後に、前政権の慣行から脱却し、この合意を可能にしてくれた欧州委員会に感謝する米国政権の新しいアプローチを非常に熱心に歓迎します。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。