㈱やまびこ(本社:東京都青梅市)の米国子会社であるエコー・インコーポレイテッド(本社:米国イリノイ州レイクズーリック、以下エコーインク)は11月5日、物流機能の向上を目的として、新たに隣接する土地と倉庫を取得したと発表した。
エコーインクは、主力の北米市場における製品の製造・販売を担っている。北米事業は着実に事業を拡大してきたが、エコーインクではこれまで10キロほど離れた場所にある倉庫スペースを借り上げることで、需要の増加に対応してきた。
しかし、昨年の新型コロナウイルス感染症の拡大以降、北米市場ではテレワークの浸透による在宅時間の増加を背景にやまびこの主力製品である小型屋外作業機械(以下、OPE※1)において一層の高い需要が継続している。加えて、やまびこでは来年からバッテリーを動力源とするOPE製品の本格販売を予定するなど、今後の更なる事業規模の拡大に備えるべく、かねてから計画していた物流機能強化への投資として、新たに土地および倉庫を取得した。
今回取得した土地と倉庫はエコーインクに隣接しており、製品在庫量の拡大に加え、製造から販売までの工程の効率化や顧客への製品および部品の供給体制の強化を通じて、更なる事業拡大を図る。
<取得した土地および倉庫概要>
敷地面積:20.47エーカ(82,839㎡)
倉庫面積:103,000平方フィート(9,569㎡)
稼働日:2021年10 月中旬より順次稼働
※1 OPE(Outdoor Power Equipment):小型屋外作業機械