NCホールディングの中核会社である日本コンベヤ(以下 NC)と、宇部興産機械(以下 UMC)は10月26日、NCが新規に開発したフリーラインコンベヤと、UMCの移動式破砕機(ロコトラックシリーズ)を組み合わせた、ダンプレスシステムを共同で販売する覚書に調印したと発表した。
ダンプレスシステムは、砕石・鉱山業界などで原石の坑内運搬において多く使用されているダンプトラックを、同システム(コンベヤ+移動式破砕機)に置き換えることで、CO2排出量の大幅な削減、メンテナンスコストの低減、ダンプトラック運転手不足の解消、ダンプトラック事故の未然防止など、多様なメリットを顧客に提供できることが特長。
NCとUMCは、それぞれが持つ販売ネットワークを通じて、限られた営業資源を有効に活用し、同システムの拡販につなげたいとしている。
宇部興産機械では今後、ダンプレスシステムを積極的に営業展開していくことで、カーボンニュートラルの実現を目指す。