Valmet (バルメット ):2021年10月19日
パイロット施設への投資の目的は、バイオマス前処理の分野におけるValmetの研究開発能力を強化し、バイオエネルギー、バイオ燃料、および生化学物質に対する新しい市場の需要に対応することです。 パイロット施設は、Valmetの顧客にパイロットおよびラボサービスを提供し、さまざまな原料をテストし、特定の目的のために前処理プロセスを開発、検証、および最適化する機会を提供します。
パイロット施設の前処理システムは柔軟性があり、さまざまな原材料を処理できます。これは、酸含浸などのいくつかの異なるプロセス構成、および垂直および水平反応器システムを含むいくつかの異なる反応器構成を可能にするように設計されています。プロセス制御はValmet DNAシステムによって保護されています。
「この投資は、革新的な企業として、バイオリファイナリー分野のテクノロジーの世界的リーダーになるための重要な前進です。私たちのパイロット施設は、プロジェクトごとにさまざまな原材料または材料の混合物を使用したバルメットの前処理システムのパフォーマンスを評価するのに役立ちます。これにより、新しいテクノロジーを採用する際のお客様の投資リスクが軽減されます。 さらに、顧客は、デモンストレーションおよび商業規模にスケールアップする前に、パイロット規模で前処理プロセスを最適化および検証できます。 このシステムは、原材料と代替プロセスの両方に柔軟に対応できます」と、ValmetファイバーテクノロジーセンターのシニアマネージャーであるOlof Melander(オロフ・メランデル)は述べています。
■Valmetについて
Valmetは、パルプ、製紙、エネルギー業界向けのプロセステクノロジー、自動化、サービスの世界的な開発者およびサプライヤーです。 私たちは、お客様にサービスを提供する上でグローバルチャンピオンになることを目指しています。
Valmetの強力な技術製品には、パルプ工場、ティッシュ、ボード、紙の生産ライン、およびバイオエネルギー生産用の発電所が含まれます。当社の高度なサービスと自動化ソリューションは、お客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、原材料とエネルギーの効果的な利用を強化します。
2020年のValmetの売上高は約37億ユーロ(約4,810億円)でした。 世界中の14,000人の専門家がお客様の近くで働いており、お客様のパフォーマンスを日々前進させることに取り組んでいます。Valmetの本社はフィンランドのEspoo(エスポー)にあり、その株式はナスダックヘルシンキに上場されています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。