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コマツ、電動式フォークリフト「FE25-2/FE30-2」がグッドデザイン賞を受賞

 コマツは10月20日、電動式フォークリフト「FE25/30-2」が公益財団法人日本デザイン振興会が運営する「2021年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

 グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。コマツは2019年度にもミニショベル「バッテリー駆動式ミニショベル」とホイールローダー「WA470-10」で同賞を受賞しており、2年ぶりの受賞となる。

 今回の受賞は、電動式フォークリフトでありながらエンジン式に匹敵する力強さを表現した点や、側面のルーバー部分から縦長のリアランプにつなげた造形処理の美しさといった優れた外観のデザイン性、また多くの情報をコンパクトにまとめ、整理されたボタンで扱えるディスプレイが高い評価を受けた。

 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を顧客と共に実現していく。

<グッドデザイン賞審査委員による評価コメント>

 「電動式フォークリフトというと小型というイメージが強いが、この車両は大径タイヤとサイドの黒いパネルのおかげで、エンジン式に匹敵する力強さが伝わってくる。しかもサイドのラインを斜めにして、躍動感を出しつつステップ位置を低め、黒いパネルには急速充電時の放熱用ルーバーを埋め込み、縦長のリアランプにつなげた処理からは、美しささえ伝わってくる。多くの情報をコンパクトにまとめ、整理されたボタンで扱えるディスプレイにも感心した。」

グッドデザイン賞:デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきた。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られる。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰している。

 画像:2021年度グッドデザイン賞を受賞したFE25-2

 ニュースリリース

 

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