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鍛圧機械、21年9月受注は69.4%増の371.7億円、9ヶ月連続プラス

 日本鍛圧機械工業会が10月8日に発表した2021年9月度の鍛圧機械受注総合計は、371.7億円と、前年同月比で69.4%増となり、2021年初頭より9ヶ月連続プラスであった。プレス系、板金系ともに国内外において好調を維持。全世界的にも一部部品の品薄による納期の面での不安材料が顕在化してきているものの、中国・北米を中心に全般的に回復傾向けが顕著となってきている。

 機種別によると、プレス系機械は124.1億円と、前年同月比で2.2倍増となり、大型プレスが2.9倍増。小型プレス3.1倍増、中型プレス2.3倍増。フォーミングも約2倍増となったが、超大型プレスと油圧プレスは微減であった。板金系機械は177.6億円と前年同月比79.8%増となり、レーザ・プラズマが2.7倍増で、パンチングが63%増、プレスブレーキも25.3%増であった。

 国内は213億円、前年同月比86%増。鉄鋼・非鉄が約5倍、金属が71.6%増、一般機械が55.1%増、電気も80.1%増となったが、自動車のみ12.9%減であった。

 輸出は88.7億円、前年同月比で約2.1倍増となり、欧州向けが10.6倍と大幅増、北米向けが69.7%増、中国向けも16.7%増で、東南アジア向けも30.1%増となった。

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