・メルボルンのヤード容量を拡張
Cargotec（カーゴテック）：2021年10月6日
International Container Terminal Services,Inc（ICTSI）が所有するVICTは、オーストラリア初の完全自動コンテナターミナルであり、2017年3月に最初の船舶を迎え、それ以来、オーストラリア国内で最大の容量、最長の長さ、最大の交換を1回の通話で処理してきました。
35ヘクタールのターミナルは、100万TEUを超える設計スループット能力を備えており、最大のコンテナ船を処理できるメルボルンで唯一のターミナルです。 6つの新しいKalmarASCは、VICTの容量拡張プログラムの一部であり、クレーンは、35分未満のトラックターンタイムを提供しているVICTで稼働している20のKalmarASCの現在のフリートに加わります。
クレーンは完全に組み立てられてテストされ、ターミナルの自動操作に迅速かつスムーズに統合されます。VICTの自動化された運用は、Kalmar One Automation Systemによって強化されています。これは、Kalmar自動化機械と事前に統合およびテストされたソフトウェアソリューションを組み合わせた完全なエンドツーエンドシステムです。 VICTでのOneTerminalの展開には、現在、最近アップグレードされたNavis N4ターミナルオペレーティングシステム（TOS）、20台のKalmar ASC、11台のKalmar AutoShuttles、およびKalmar Automated TruckHandlingシステムを備えたKalmar自動スタッキングクレーンシステムが含まれています。今年の初めに、VICTは追加の6台のKalmar AutoShuttlesを今年の終わりまでに配達するように注文し、それらの総車両数を17台に増やしました。
Kalmarは、VICTで動作する自動コンテナ処理ソフトウェアソリューションの保守とサポート、および関連する技術サポートも担当しています。2020年に、VICTは、Kalmar機械のフリート用のKalmar純正スペアパーツの可用性をカバーする3年間のKalmarパーツケア契約に署名しました。
VICTの最高執行責任者であるJon Wheeler（ジョン・ウィーラー）氏は次のように述べています。
「Kalmarソリューションは、Webb DockEastでの業務のバックボーンを形成しています。ヤード容量の拡張と新しい自動スタッキングクレーンにより、岸壁と陸上の両方で増大する顧客の需要に対応するために、業務の生産性を向上させることができます。追加のストレージブロックは復元力も追加し、計画されたメンテナンスを改善し、関係者への混乱を最小限に抑えます。」
Kalmar、アジアパシフィック、セールス担当バイスプレジデント、Daniel Ho（ダニエル・ホー）は次のように述べています。
「完全に組み立てられ、テストされたマシンを提供する当社の能力により、お客様は進行中の運用を中断することなく、新しいソリューションをより迅速に活用できるようになります。」
■Kalmarについて
Kalmarは、港、ターミナル、配送センター、および重工業に幅広い貨物処理ソリューションとサービスを提供しています。Kalmarは、ターミナルの自動化とエネルギー効率の高いコンテナ処理における業界の先駆者であり、世界中のコンテナの動きの4分の1がKalmarソリューションによって処理されています。 Kalmarは、その広範な製品ポートフォリオ、グローバルサービスネットワーク、およびさまざまな端末プロセスのシームレスな統合を可能にする機能を通じて、あらゆる移動の効率を向上させます。 www.kalmarglobal.com
KalmarはCargotecの一部です。 Cargotec（ナスダックヘルシンキ：CGCBV）の2020年の売上高は合計約33億ユーロ（約4,290億円）で、従業員数は約11,500人です。 www.cargotec.com
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。