・トラクタや建設機械等の在庫保管・出荷能力を向上、事業拡大を推進
新拠点移転による、製品と補修部品の供給体制強化に加え、ディーラーが対応しているオプション装着や仕様変更等の作業の取り込みや、ディーラー向け研修施設を充実させることにより、ディーラーが販売に注力できる体制の構築やアフターサービスの質を向上させ、米国における更なる事業拡大を推進する。
現在、クボタは好調が続く主力の小型農機市場に加えて、畑作用大型農機市場への参入や、建機市場におけるコンパクトトラックローダーやスキッドステアローダー等の製品ラインナップ強化により、米国での事業拡大を推進している。
西海岸地域では、カリフォルニア州のKTC西部支店の倉庫からディーラーを介し、顧客に製品・部品を供給しているが、事業の拡大に伴い、製品の入出庫作業や在庫保管に必要なスペースの確保が、効率的な運営を行うための課題になっていた。
新物流拠点の建設により、製品と補修部品の供給体制を強化することに加え、ディーラーへのサポート体制を強化することで、ディーラーからお客様へのサービスを更に向上させ、事業拡大を推進していく。
<新物流拠点の概要>
名称:WDC(Western Distribution Center)
所在地:カリフォルニア州エルクグローブ市
面積:〈敷地〉18.1万m2、〈建屋〉5.9万m2
総投資額:約65億円
稼働開始:2022年6月予定
<KTCの概要>
会社名:クボタトラクターコーポレーション(Kubota Tractor Corporation )
設立:1972年9月28日
本社所在地:米国テキサス州グレイプバイン市
代表取締役社長:吉田 晴行
資本金:37百万USドル
事業内容:米国におけるトラクタ、汎用機械、小型建機、インプルメント、部品の販売