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川崎重工、エコサーボパッケージのサブスクリプションプラン「ECO-SUB」を提供

 川崎重工業は10月4日、省エネ油圧ユニット「エコサーボ ライト」、「エコサーボ アヴァント」を対象としたサブスクリプションプランを、2021年10月より提供すると発表した。エコサーボは、油圧ポンプの吐出量を制御するシステムで、電動・油圧双方の特長を兼ね備えている。油圧ポンプとモータを組合せて、アクチュエータ動作に応じて油圧ポンプの回転数を制御することにより、業界トップクラスの省エネ・低騒音化を実現している。

 エコサーボパッケージのサブスクリプションプラン「ECO-SUB」は、省エネ油圧ユニットに加え、必要なメンテナンスや予備品を組合せたプランを、定額で利用できるサービス。設備のライフサイクルが長くエネルギー消費量が多い産業機械分野では、設備の省エネ化が喫緊の課題だった。一方で、高額な初期投資やメンテナンスに係るランニングコストが、生産者にとって省エネ設備導入の障壁となっていた。

 「ECO-SUB」により、省エネ油圧ユニットを「所有せずに使う」という選択が可能となり、初期投資の低減や、ランニングコストの安定化、急な生産変動への対応など、顧客のニーズに合わせてエコサーボパッケージを利用できるようになる。また「ECO-SUB」では、利用が終了した製品を川崎重工でメンテナンスし、再度利用できる状態に再生する。

 川崎重工は今後も、限られた資源を有効活用しながら、エコサーボパッケージの製造・販売を通じて産業機械分野の省エネに貢献していく。

 詳細は、ニュースリリース

 

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