同事業は、PFI事業(※)として業界では先駆けとなるRO(Rehabilitate:改修 Operate:運営)方式が採用され、施設の設計・施工及び運営だけでなく、部分的な資金調達に係る業務を一括して実施するもの。
長年培った技術力とノウハウを基に施設の大規模改修を行い、10年以上休止していた焼却施設を再稼働させるとともに、エネルギー有効利用策として新たに廃熱を利用した発電設備を設けることで、施設内の消費電力量を削減する。環境負荷軽減に配慮しつつ、地域から排出されるごみを安定的に処理することにより、住民の方々から信頼される事業運営を実現し、持続可能な地域社会の構築に貢献していく。
荏原環境鵜プラントは、事業活動を通じて地域最適化された資源循環ソリューションを提供することにより、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとともに、企業としても成長していくことを目標としている。
<事業概要>
事業名称:湖西市環境センター 基幹的設備改良工事及び長期包括運営委託事業
発注者:湖西市長 影山 剛士
施設規模:焼却施設 102t/日(51t/日×2炉、流動床式焼却炉)
リサイクルプラザ 30t/5h
余熱利用:発電、場外余熱利用施設への熱供給
事業期間:
工事期間
焼却施設 2021年3月~2024年1月
リサイクルプラザ 2021年3月~2024年3月
運営期間:
焼却施設 2024年2月~2044年3月(20 年2ヵ月間)
リサイクルプラザ 2021年4月~2044年3月(23 年間)
※PFI事業:Private Finance Initiative 公共施設等の設計・建設・維持管理及び運営に、民間の資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行う手法の一つ。