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メッツォ・オートテック、フィンランドのOutotec Turula を売却

 Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2021年9月7日

 Metso Outotecは、フィンランド東部のOutokumpu(オウトクンプ)にあるOutotec TurulaOy(オートテック・ツルラ有限会社)をリトアニアのUAB Arginta Engineering(UABアールジンタ・エンジニアリング)に売却する契約を締結しました。取引の完了は2021年10月1日に行われる予定です。両当事者は取引の価値を開示しないことに同意しました。この取引は、Metso Outotecの業績に重大な影響を及ぼしません。

 Outotec Turula Oyは、鉱物処理および金属精製産業で使用される機械およびコンポーネントを製造しています。既存の約120人の従業員はすべて、Outotec Turula Oyの従業員として継続します。Metso Outotecは、新しい所有者と長期製造サービス契約を締結しました。

 「私たちの目標は、Turulaワークショップの新しい所有者を見つけることでした。これは、製造とエンジニアリングに完全に集中し、すべての顧客の将来のニーズをより適切に満たすように事業を開発および成長させる能力を備えたパートナーです。Arginta Engineeringはそのような会社であり、Turulaの従業員に開発の機会を提供することもできます」とMetso Outotecの金属事業の社長であるJari Ålgars(ジャリ・アイガーズ)は述べています。

 Arginta Engineeringは、いくつかの産業セグメント向けの機械および装置のエンジニアリングと製造を専門としており、その顧客は主に北欧諸国にあります。Arginta Engineeringは、リトアニアで2つの製造拠点を運営し、200人を超える製造およびエンジニアリングのスペシャリストを雇用しています。

 「私たちの戦略は、プロ意識とお客様との緊密な協力に基づいています。Turulaの専門家とその高度な機械加工および組み立ての専門知識と、ユニットの要求の厳しいロボット化された溶接機能は、私たちのチームにとって素晴らしい追加となるでしょう。この種の専門知識に対する需要は将来的にも多く見られます」とArginta EngineeringのマネージングディレクターであるTomas Jaskelevičius(トマス・ジャスカラベチャス)は述べています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

 

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