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建設機械出荷、2021年7月は32.3%増の2,305億円、9カ月連続の増加

 日本建設機械工業会が8月31日に発表した2021年7月の建設機械出荷金額によると、内需は8.5%減少の768億円、外需は70.1%増加の1,538億円となった。その結果、内需は3カ月ぶりの減少、外需は9カ月連続の増加となった。総合計では32.3%増加の2,305億円となり、9カ月連続の増加となった。

■内需は8.5%減少の768億円、3カ月ぶりの減少

 内需について機種別に見ると、トラクタ9.3%増加の78億円、油圧ブレーカ・圧砕機2.9%増加の18億円、その他建設機械5.8%増加の54億円の3機種が増加したものの他の6機種が減少し、内需全体では8.5%の減少となった。

■外需は70.1%増加の1,538億円、9カ月連続の増加

 外需について機種別に見ると、トラクタ111.4%増加の185億円、油圧ショベル73.6%増加の570億円、ミニショベル84.3%増加の300億円、道路機械71.6%増加の23億円、コンクリート機械8.0%増加の1億円、基礎機械2.3%増加の4億円、油圧ブレーカ・圧砕機102.6%増加の9億円、その他建設機械126.7%増加の216億円の8機種と補給部品26.7%増加の184億円が増加した。

 地域別に見ると、オセアニアが12カ月連続の増加、欧州が10カ月連続で増加、北米が7カ月連続で増加するなど7地域で増加し、外需全体では70.1%の増加となった。

■7月の油圧ショベル国内出荷台数は12.4%減1,941台

 また、7月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ749台(前年同月比32.1%増加)、油圧ショベル1,941台(12.4%減少)、ミニショベル2,122台(同5.4%減少)、クローラクレーン29台(同19.4%減少)、ラフテレーンクレーン93台(同16.2%減少)、アスファルトフィニッシャ41台(同:8.9%減少)――となった。

 2021年7月度建設機械出荷金額統計リリース

 

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