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極東開発、インドネシアで大規模立体駐車装置が竣工

・現地で立体駐車装置を拡販

 極東開発工業は8月30日、インドネシアの現地法人(PT. Kyokuto Indomobil Distributor Indonesia :ジャカルタ市)を通じて受注してい大規模立体駐車装置が竣工したと発表した。

 極東開発工業およびグループ会社の極東開発パーキング(本社:兵庫県西宮市)では、インドネシアにおけるモータリゼーションの拡大や、人口の 増加に伴う都市部での駐車場不足の問題を解消すべく、2014年より立体駐車装置のデモ機を設 置して現地の市場調査を進め、2017年にはジャカルタ市内に初号機を納入している。

 竣工した大規模立体駐車装置は、インドネシアの大手財閥企業であるサリムグループのビ ル管理会社であるPT. SERASI TUNGGAL MANDIRIより受注したもので、ジャカルタ市内の中心 部である、独立記念塔(モナス)や国会議事堂近くに所在するオフィスビルのWisma Indocement (インドセメントビル)に建設された、4段式で合計76台の駐車が可能な装置。限られたスペー スを最大限に活用するという立体駐車装置のメリットを発揮し、入居テナントの社用車や従業員の 車両、来客車両の駐車場として利用される予定。

 なお、インドネシア市場向けの立体駐車装置は、地上設置多段式(2~4段)の3機種をラインナ ップしており、今後も現地において立体駐車装置の利便性を訴求することで拡販を図り、年間500 パレット(パレット:車両を搭載する台)の納入を目指す。

 極東開発グループでは、経営資源を積極的に海外事業に投入し、業績の拡大に一丸となって 努めている。インドネシアにおいても、立体駐車装置や特装車の展開を通じたインフラ整備の一助となること で、現地の社会に貢献していく。

 ニュースリリース

 

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