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ニッパツ、データセンター向けHDD用サスペンションの生産能力を増強

・受注増に対応して15億円の追加投資を決定

 日本発条(ニッパツ、本社:横浜市金沢区)は8月19日、データセンター向けHDD用サスペンションの能力を増強すると発表した。

 データセンター向けHDD需要増加と共に高容量ニアライン向けサスペンションの拡大が見込まれている。同社は、長野県の駒ヶ根工場中国とタイでサスペンションの製造をしているが、旺盛な需要増に対応するため、生産能力増強を目的として、中期計画を前倒ししての追加の設備投資を行うことにした。

 今回追加で設備投資を行う15億円は、精密部品事業において2021年度に計画していた設備投資予定額126億円に対しての追加となる。最新鋭の生産設備を導入し、現時点で確定している受注増への対応を図ると共に、今後の更なる需要増については、改めて追加の設備投資を検討していく。

<設備投資の概要>

対象事業:精密部品事業

投資額:15億円

生産品目:HDD用サスペンション(ニアライン向けなど)

着工予定:2021年8月

稼働予定:2022年7月

 ニュースリリース

 

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