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国際協力銀行(JBIC)、横浜ゴムのインド法人が実施するタイヤ事業に融資

 国際協力銀行JBIC)は817日、横浜ゴムのインド法人ATC Tires AP Private Limited(以下ATCAP)との間で、融資金額96百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行及び農林中央金庫との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は160百万米ドル。

 融資は、横浜ゴムグループの関連会社であるATCAPがインドにおいて実施するオフハイウェイタイヤ(OHT)の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、新たな工場の建設に充てられる。

 OHTは、欧米地域や新興国での需要拡大が見込まれている。横浜ゴムは、同地域での需要に応えるべく、OHT事業の生産能力の強化、コスト競争力の向上による販売拡大を計画している。融資は、こうした横浜ゴムの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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