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建設機械出荷、2021年6月は37.6%増の2,442億円、8カ月連続の増加

 日本建設機械工業会が7月29日に発表した2021年6月の建設機械出荷金額によると、6月の建設機械出荷金額は、内需は1.6%増加の818億円、外需は67.4%増加の1,624億円となった。その結果、内需は2カ月連続の増加、外需は8カ月連続の増加となった。総合計では37.6%増加の2,442億円となり、8カ月連続の増加となった。

■内需は1.6%増の818億円、2カ月連続の増加

 内需について機種別に見ると、トラクタ8.5%増加の81億円、ミニショベル9.7%増加の87億円、コンクリート機械58.2%増加の28億円、油圧ブレーカ・圧砕機22.1%増加の20億円、その他建設機械3.5%増加の62億円の5機種と補給部品0.4%増加の113億円が増加し、内需全体では1.6%の増加となった。

■外需は67.4%増1,624億円、8カ月連続の増加

 外需について機種別に見ると、トラクタ61.2%増加の174億円、油圧ショベル96.1%増加の676億円、ミニショベル63.2%増加の283億円、道路機械180.9%増加の38億円、コンクリート機械29.3%増加の1億円、基礎機械35.0%増加の3億円、油圧ブレーカ・圧砕機81.1%増加の9億円、その他建設機械58.0%増加の191億円の8機種と補給部品36.8%増加の189億円が増加した。

 地域別に見ると、オセアニアが11カ月連続の増加、欧州が9カ月連続で増加、北米が6カ月連続で増加するなど8地域で増加し、外需全体では67.4%の増加となった。

■6月の油圧ショベル国内出荷台数は2.4%増の2,100台

 また、6月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ741台(前年同月比22.7%増加)、油圧ショベル2,100台(2.4%増加)、ミニショベル2,317台(同6.3%減少)、クローラクレーン30台(同3.4%増加)、ラフテレーンクレーン94台(同横ばい)、アスファルトフィニッシャ40台(同:14.9%減少)――となった。

 4~6月は、ホイールローダ1,945台(前年同期比44.1%増加)、油圧ショベル4,960台(7.3%増加)、ミニショベル5,832台(同0.6%増加)、クローラクレーン71台(同2.7%減少)、ラフテレーンクレーン227台(同0.9%減少)、アスファルトフィニッシャ117台(同:6.4%増加)――となった。

 そのほか、四半期統計機種によると、今四半期(4~6月)のトラック搭載型クレーン他3,237台(前年同期比5.1%増加)、高所作業車1,656台(同28.3%減少)となった。

 2021年6月度建設機械出荷金額統計リリース

 

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