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日立造船、英国でごみ焼却発電プラントを受注

 日立造船は7月9日、100%子会社で、ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がけるHitachi Zosen Inova AG(スイス、以下、HZI)が、enfinium Skelton Grange Limited(以下、enfinium)より、ごみ焼却発電プラントを受注したと発表した。

 受注したプラントは、英国ウェスト・ヨークシャー州の都市リーズに新たに建設するもので、enfiniumより、HZIがごみ焼却発電プラントの建設工事を請け負う。

 プラント稼働後は、ヨークシャーや近隣地域から回収される年間41万トンの廃棄物が処理され、10万世帯以上の電力供給量に相当する電力が供給される。

 日立造船グループは、国内外で約1,000件のごみ処理プラントを納めており、英国においても2006年に初受注して以降、英国とアイルランドでこれまで14件のごみ焼却発電プラントを受注している。

 日立造船グループは、今後もごみの衛生的な処理やクリーンエネルギー技術を通じ、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成や世界の環境問題解決に積極的に取り組んでいく。

<受注概要>

発注者:enfinium Skelton Grange Limited

建設地:英国 ウェスト・ヨークシャー州 リーズ スケルトン・グレンジ

ごみ処理量:41万t/年(ストーカ式焼却炉)

発電出力:49MW

 ニュースリリース

 

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