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荏原、ヨルダンの「ザイ給水システム改良計画」ポンプ更新を受注

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 ㈱荏原製作所は7月1日、ヨルダンの「ザイ給水システム改良計画」において荏原の既設ポンプの更新を受注し、6月15日に行われたヨルダン大使との調印式に出席したと発表した。

 ザイ給水システムは、ヨルダンの人口の半数近くが暮らすアンマン県における給水量の約70%を支える主要な水源の1つ。現在の施設が建設されてから30年以上が経過し、設備の老朽化と機能低下が進んでいる。また、ザイ給水システムの水源であるヨルダン渓谷からアンマン県への約1,260メートルに及ぶ高低差のある環境で、より高効率で安定的な水の供給が求められている。受注したプロジェクトは、国際協力機構(JICA)とヨルダンが「ザイ給水システム改良計画」を対象とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement)のもとで進められている。

 荏原は、長期ビジョン「E-Vision2030」において持続可能で地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラを支え、水や食べるものに困らない世界の実現への貢献を目指している。今後も水の需要が高まる世界中の地域で、高効率で高品質なポンプを供給していく。

<プロジェクト概要>

プロジェクト名:The Project for Improvement of the Zai Water Supply System

場所:バルカ県ザイ地区(浄水場)及びディルアラ地区(取水地点及びポンプ場)

契約期間:2021年6月-2023年5月

更新機器:取水ポンプ3台、原水ポンプ12台、送水ポンプ3台

 ニュースリリース

 

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