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現代の中国油圧子会社、シリンダとモータ工場を移転・・・現地メディア

・ハイエンドスマート製造、常州のハイテク産業開発区で再び成果を結ぶ、現代液圧新プロジェクト竣工

 6 月4 日、現代科茂升(Hyundai Core Motion)(中国)のMCV(Main Control Valve)とモータプロジェクトの竣工式典が、常州市国家ハイテク産業開発区で開催された。これは、韓国現代重工の中国事業における新たな一里塚であり、常州市国家ハイテク産業開発区のハイエンドスマート製造の今一つの象徴的成果でもある。

 この式典には、韓国上海領事館総領事の金勝鎬(キム・ソンビ)、常州ハイテク産業開発区管理委員会主任で、新北区区⾧の喬俊傑が出席し、祝辞を述べ、地区人民代表副主任の瀋春英が出席した。

 現在、現代科茂升(中国)のMCV、モータプロジェクトは、すでに全体的な移転が完了しており、油圧シリンダ及び旋回モータプロジェクトは設備の据付け試運転調整はほぼ完了し、試験生産の段階に入っている。

 常州現代液圧機器有限公司(Changzhou Hyundai Hydraulic Machinery Co.,Ltd. 以下、現代液圧)のこの新しいプロジェクトは、2019 年に3,000 万米ドルの新規登録資本を追加しており、主な製品に、油圧ショベル用の走行モータ、旋回モータ、MCV がある。2020 年の売上高は4.9 億元に達しており、2021 年は7.38 億元を計画している。

 現代液圧は、現代重工(中国)投資有限公司の投資による外資系の独資企業で、現在の投資方は韓国現代科茂升株式会社である。同社は、2007 年3 月16 日に設立され、登録資本は1,360 万米ドル、総投資額は4,000 万米ドルで、主に油圧ショベル用油圧シリンダの研究開発・設計・生産を主とし、ローダー、フォークリフト、ダンプトラックなどが必要とする油圧シリンダを供給している。同社の製品は、主に現代(江蘇)工程機械有限公司に供給されており、同時に、国内外の各大手建設機械メーカーに広く販売している。

 2021年2 月、常州ハイテク産業開発区は、中日韓(江蘇)産業協力モデルパーク(示範園)に認定され、中韓交流を深化するための新たな道を切り開いてきている。次のステップで、ハイテク産業開発区は、中日韓協力産業団地を中心に、より優れたキャリアスペース、より良いビジネス環境を構築し、大いにイノベーション協力を進め、協力の新たなスポットを引続き開発し、両国の貿易協力を新たな段階に絶えず引き上げるよう促進していくであろう。

 現在、常州ハイテク産業開発区には、すでに住化電子(住化電子材料科技(常州)有限公司)、翰昂汽車(翰昂汽車零部件(常州)有限公司)、京信電線(常州京信電線有限公司)など45 社の韓国企業が投資し、事業を始めている、韓国資本の企業数は市の50%近くに達している。

 喬俊傑は祝辞の中で、近年、常州ハイテク産業開発区は、優れた交通立地、完備された産業支援及び一流のビジネス環境により、すでに⾧江デルタ地域の外国企業の投資のホットスポットとなっている。現代重工株式会社は韓国重工業の揺籃であり、世界的に有名な業界のベンチマーク企業でもある。現代科茂升(中国)の建設機械分野における技術的蓄積、及び「自己改革、新たな創造」の発展理念により、同社は迅速に局面を打開し、急速な発展を実現している。常州ハイテク産業開発区も、外国企業投資管理サービスの理念と方法を引続き最適化して、同社が中国市場により深く、より広範囲に溶け込むよう支援し、同社グループのグローバル事業の発展に新たな貢献をして行くであろう、と述べている。

 ニュースソース(CHPSA:2021 年6 月18 日<出所:新華網>

 

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